障害者アートビジネスに特化した企業を紹介
障害者アートのレンタルサービスについて
日本国内で障害者アートの推進活動への取り組み本格化したのは平成20年 (2008
年) からで、障害者によって創造されたアート作品の魅力をより多くの人々に広めようとする動きが高まってきました。
その結果、ビジネスの世界においても障害者アートが高く注目されるようになり、障害者アートのレンタルサービスがスタートしました。障害者アートのレンタルサービスはクリニック・病院などの医療機関、一般企業、ホテル・旅館などの宿泊施設など、多彩な業界で利用されています。これまでは「芸術家による作品は美術館に出向いてお金を払って鑑賞するもの」という価値観が根付いていました。
一方、障害者アートのレンタルサービスを利用することによって、自宅やオフィス、行きつけの病院など身近な場所でさまざまな芸術作品を鑑賞することが可能となりました。「障害者アートのレンタルサービスをぜひ利用したい」と希望する方は、インターネットで「障害者アート レンタル」または「障害者アート ビジネス」といったキーワードで検索すると、レンタルサービス専門の会社が見つかりやすいです。
ヘラルボニーの企業概要
障害者アートビジネスに積極的に取り組んでいる企業があります。株式会社ヘラルボニーでは、「障害者アートとビジネスの相乗作用で身体的に障害のある人々が活躍できる社会であって欲しい」と願っています。
そこで、株式会社ヘラボルニーとはどのような会社なのか、企業概要について早速ご紹介しましょう。株式会社ヘラボルニーが設立されたのは2018年7月、岩手県盛岡市に本社、東京都千代田区と大阪市中央区にある支店の3拠点にて事業展開しています。知的障害のある人の感性や表現力、言葉の表現、そのひとつひとつに豊かな個性があります。
集中力やアイディアなど素晴らしい才能が秘められていることに着目し、障害者による素晴らしい芸術作品を世の中に広めようと積極的な取り組みをスタートしました。具体的な取り組みとして障害者アート作品をインターネット上で販売するオンラインショップを開設し、ハンカチ・エコバッグ・ブックカバーなどのアイテムを販売しています。
インターネット上での販売であるため、24時間いつでもショッピングを楽しむことができます。オンラインショップで障害者アートのグッズ購入の有無に関わらず、さまざまな作品をインターネット上で見られるので、気分転換や癒しの効果も期待できるでしょう。